最初に言っておきますが、九州に住んでいます。
北海道や北陸の方には当てはまらないかもしれません。
でも、九州ではキャンプはこんな感じなんだという楽しみ方もできます。
どもイマシタです。
キャンプ歴10年以上経ちますが、そのうち夏に行ったのは2回ぐらい。
どちらもお盆の時期に兄弟家族と親で家族旅行に行った時です。
結構無理やり。
考えてみると9月から4月の間に行く事が多いです。
これって牡蠣の時期と被るんですよね。
よく言うじゃないですか?
「rのつかない時期の牡蠣は食べるな」って。
フランスの諺じゃな
まあ、牡蠣は今では1年中おいしく食べられますが…
どうしても夏場はいきたくない。
かといっていきなり冬キャンに行くのは大変危険です!
僕もキャンプ始めた年に調子に乗って年越しキャンプをして痛い目にあいました。
そんな失敗も経験したイマシタが
“r” のつく月にキャンプをお勧めする理由をお話ししていこうと思います。
- 夏しかキャンプしたことない
- 冬キャンしてみたいけどどんな装備がいるの?
- 九州のおすすめのキャンプ場知りたい!
こんな方には何か参考になるかもしれません。
rの付く9月~10月のキャンプのススメ
僕が夏場に行かない理由は、ずばり暑いからです!
寒さ対策は比較的簡単にできますが、暑さ対策は結構難しい。
特に今住んでるの九州ですから
標高の高いところでキャンプをするか携帯クーラーなどで冷却するか。
後、蚊やぶよと言った虫なんかも煩わしいですよね。
そんな悩みから解放してくれるのが”r” のつく月にキャンプなのです。
秋キャンのススメ
9月の後半から11月というのは非常に過ごしやすい気候になってきます。
なんといっても紅葉ですね。
山が色づいている晴天の日なんかは、その景色だけでも心癒されます。
中秋の名月なんかもこの時期ですよね。
写真の場所は
スノーピーク 奥日田 Campfield
この時期のキャンプでも、何等かの体を温める道具は用意しておいた方がいいでしょう。
ホッカイロとかと湯たんぽだとか。
夜になって急に冷え込むことがあります。
この時期から徐々に冬キャンに向けての準備をしていくことをお勧めします。
経験をすることで冬キャンのイメージをしやすくなり、何が必要なのかがわかってくると思います。
※注意:いきなりの冬キャンは非常に危険です。
経験のある人と一緒に行くか、秋キャンで徐々に慣れてから行くようにしましょう。
rのつく11月~2月のキャンプのススメ
僕にとってはシーズン到来!
なぜなら
焚火ができるから!
僕は焚火をするためにキャンプをするといっても過言ではありません。
寒ければ寒いほど火のありがたみがわかります。
でも、キャンプ始めたての頃は冬キャンでだいぶ痛い目も見てきました。
今回はそんな経験をもとに、こんな準備が必要だよ!
という事をお話しします!
冬キャン最初の失敗
最初にも言いましたが、なめてかかると非常に危険です。
でも、焚火好きの僕はどうしても冬キャンに行きたい。
僕は始めたてのころ年越しキャンプで痛い目にあったといいましたが
その時の装備が
- テント:スノーピーク・ランドロック
- 焚火台:ロゴス ピラミッドグリル
- 寝床:エアーマット
- 電気毛布
- シェラフ:コールマンの綿の寝袋
みたいな感じだったんです。
電気毛布あるから一見大丈夫そうでしょう?
この考えが甘かった。
ランドロックは外の風が入らないようにスカートがついてます。
でも、このころ焚火に目覚めてなかったんで焚火台はグリルとしての用途が主でした。
だから、持って行ってるのは炭。
料理がおわって、いったん火が消えた状態でした。
寒くなって来たのは寝始めてから。
エアーマットがネックだったんです。
地面から離れてるから大丈夫だと思ったんですが
エアーマットの中の空気が地面や周りの空気で冷やされて
それはそれは冷たくなるのです。
もう、電気毛布じゃ追いつかないくらい。
慌てて炭を熾し始めました。
これが第2の過ち。
冷静になれば分かったんでしょうが、寒くて寒くて慌てた僕は
テントの中で段ボールを燃やして炭に火を点けようとしたんです。
当然テントの中は煙が充満。
とても中にはいられず、その夜は車の暖房付けて車中泊になりました。
下の写真は
山鳥の森キャンプ場
こちらも大好きなキャンプ場だったんですが2020年7月豪雨で被災されました。
2021年の夏には再開されるそうです。
失敗からの経験
この経験をもとに
- ホンマ製作所時計型薪ストーブの導入。
- エアーマットの上下に銀マットを敷く。
- R値の高いシェラフの導入
をしました。
ホンマ製作所時計型薪ストーブ
まず、ホンマ製作所時計型薪ストーブ
ちょっと分かりづらいですけど、煙突の奥にある丸いふたがついてるやつが薪をくべる部分。
遮熱版も手作り。
これでテントに直接煙突からの熱が伝わるのを防ぐわけです。
最近はストーブをテント内にインストールしてる方も多いですが
このころ九州でこんなことしてるの珍しかったんでしょう。
多くの方から声かけられました。
ホンマ製作所時計型薪ストーブのおかげで
テントの中では、真冬でもシャツ一枚で過ごせるようにはなりましたが、注意も必要です。
火災発生のリスクと一酸化炭素中毒のリスクです。
僕は常に一酸化炭素測定器で見張っています。
エアーマットの上下に銀マット
エアーマットを銀マットで挟むことによって地面からの冷たさを遮断し、エアーマットの冷気からシェラフに伝わる冷気を遮断しました。
R値の高いシェラフ
R値というのは断熱性を表すもので、この値が高ければ高いほど断熱性に優れているという事。
大体シェラフは夏用、3シーズン用、冬用に分けられますが冬用の方がR値が高いという事になります。
僕は買いなおしましたが、このR値というのは足し算できるので、夏用のシェラフを重ねたり、毛布を入れ込んだりすればR値は高くなります。
上の写真は
モンベル 五ケ山ベースキャンプ
冬キャンのススメ!
ストーブをインストールしなくても、ちょっとした防寒知識があれば冬キャンは可能です。
冬のキャンプはなんといっても夜空がきれい!
冬は乾燥してるので大気中の水分量が少ないんです。
という事は邪魔(水蒸気。霞や靄の元)をするものが少ないという事。
もうね、何時間でも見ていられます。
オンシーズンに比べると人も少ないです。
まあ、最近のキャンプブームで昔より予約は取りにくくなってますが💦
後は何といっても焚火でしょう!
豪快に燃やして寒さをぶっ飛ばします!
温泉併設のキャンプ場で温泉を楽しむっていうのも、冬の方がより感じられるかもしれません
蔵迫温泉さくら オートキャンプ場
rのつく3月~4月のキャンプのススメ
いわゆる「春キャン」というやつです。
これも秋キャンと同じで過ごしやすいというのが特徴でしょう。
運が良ければお花見なんかもできますしね。
志高湖キャンプ場
昭和の森一本松キャンプ場
吉井百年公園キャンプ場
“r” のつく月にキャンプのススメ!
いかがでしたか?
夏以外のキャンプの魅力伝わりましたでしょうか?
必要な道具は増えていきますが、キャンプギアが増えてゆくのも楽しみなもんです。
自分に合ったキャンプスタイルを探し、”r” のつく月にキャンプを楽しんでみてください!
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