ども、イマシタです。
ローカルでナレーションの仕事を20年以上やってます。
声優の仕事の一つにナレーションというものがあります。
ナレーションと言ってもいろいろあって、テレビやラジオのCMで流れるナレーション、番組の中で説明や補足情報などを入れるナレーションなどなど、皆さんも、一度は耳にしたことがあると思います。
ローカルで役者をしていくとなると、なかなか役者だけでは食べていくことが難しいです。
そんな中、このナレーションというのはローカルでも比較的仕事になる可能性があります。
今回は
- ナレーションという仕事に興味がある
- 表現だけで食べたいからナレーションをやってみたい
という方には参考になるかもしれません。
なぜローカルではナレーションが稼げるのか?
結論から言うと、「声優や俳優の仕事に比べ、ローカルでもある程度の仕事量がある」という事なのです。
前にも書きましたが、声優や、俳優になろうと思えば、仕事量が多い大都市に行くしかありません。
ローカルにおいて絶対的な仕事数が少ないからです。
でも、ナレーションはどうでしょう?
大企業のCMなどは大都市で作られることが多いですが、地場産業は各々のローカルで製作されることが多いです。
ということは、仕事はあるということです。
まあ、当たり前の事なんですが、まずは、ここを理解しておいてください。
もうひとつ、ナレーションができる実力があると仮定した場合、大都市でナレーションの仕事に就こうと思ったら9割がたは運です。この運は売れっ子になるということも含みます。
大都市は、仕事量が多い半面、ライバルたちもローカルとは比べ物になりません。その、大勢のライバルたちの中から、頭一つ抜きんでるということは、自分の実力だけではどうにもならないことが多いです。
それに比べローカルでは、仕事量とライバルの比率がナレーター側に有利なのです。
だから、極端な話、大都市では実力があって、地道に努力して、どんどんナレーションのスキルを上げても、運がない人は日の目を見ることがない可能性があります。
でも、ローカルであれば、地道に努力して、ナレーションのスキルを上げ実力をつければ、営業努力すればそこそこ食べることができる可能性が高いのです。
ナレーターになる為にはどうすればいいか?
はっきり言って、資格が必要な訳ではありませんから
今日から俺ナレーターっ‼
と言ってしまえば、それは、もう、ナレーターなのでしょう。
でも、この記事に興味を持った方はナレーターとして収益を上げたい!と思ってる方だと思います。
これは、もう、努力で実力をつけるしかありません。
以前書いた、声優の道のりと近いものがあります。
また、今はオンラインの授業なんかもあります。
また、ナレーションであれば、アナウンススクールに入るという手もありますね。
僕なんかは昔所属していた劇団が主催するアナウンススクールに通いましたが、そのころはナレーションに興味がなく、何を教わったのかよく覚えていません。もったいない…
ただ、僕は役者という表現活動をしていました。ある程度、表現するという事には自信があったのです。
体や声を使って表現することには慣れていました。それを、声のみの表現に変えるだけ、という安直な考え方でした。
でも、これが一番難しかった。
「視覚による情報を聴覚だけの情報にまとめる」これがメチャクチャ難しかった!
このあたりのことは長くなるので、また、別の機会に書きますね。
まとめ
今回はナレーションの仕事について書いてみました。
ローカルで役者や俳優なんかの表現をやってる方には本当に、このナレーションという仕事はお勧めです。
でも、簡単にできる仕事ではありません。そんな棚から牡丹餅みたいなこと世の中にはありません。
何事にも努力や継続することは必要です。
もし興味がある方はコメントやお問い合わせで連絡ください。
何かお役に立てることがあるかもしれません。
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