菅政府が強く推し進めていた新型コロナウイルスワクチン接種による「集団免疫取得」の神話が崩れ始めた。
日本がモデルケースとして見据えているワクチンの接種率8割超えのシンガポールで感染者が急増しているというのだ。
感染増加の原因
感染増加の原因と考えられているのが「打ち抜き感染」。
いわゆる「ブレイクスルー感染」と言われるものだ。
これは、外食の解禁などによって他人との接触の機会が増えることによって発生する感染の総称で、デルタ株などの出現によりこのケースが増えていると考えられる。
どの感染症に対するワクチンでも、その効果は100%ではありません。ワクチンを接種した後でも感染する可能性があり、それを「ブレークスルー感染」と呼びます。新型コロナワクチンの場合では、2回目の接種を受けてから2週間くらいで十分な免疫の獲得が期待されますので、それ以降に感染した場合にブレークスルー感染と呼んでいます。
「ワクチン接種後のブレークスルー感染」 なぜワクチンと感染予防対策の両方が必要なのか｜新型コロナワクチンQ&A｜厚生労働省 (mhlw.go.jp)より引用
感染者増加も重傷は減少
シンガポール政府の集計によると
ワクチン接種を完了した人が、万が一新型コロナウイルスに感染した場合でも、重症患者になる割合は1%未満発表している。
これは未接種者が重症患者になる割合の約6%に比べて低い。
その結果、ワクチンが重症化を防ぐ効果を持っていると強く説明している。
シンガポール政府は
「日々の集中治療室（ICU）の使用件数も10件未満で低位安定しており、重症者が増えない限り外食の再禁止といった強い規制強化には踏み切らない」と話している。
この記事でのTwitterの反応
この記事を見て、日タイを気軽に行き来できるようになるのはまだまだ先だな、と思った…https://t.co/xO67WbkKnr
— 冷たい犬🇹🇭バンコク (@colddognet) September 14, 2021
シンガポール、接種率8割でも感染急増 「コロナ共存」へ試練https://t.co/g9rlcGiagI
— ヤギの人（マスク） (@yusai00) September 14, 2021
規制を緩めたシンガポールで3日連続で500人を超える。これは人口比で換算すると日本で1万人を超える数字。ただしワクチンで重症化リスクは着実に低下していて、重症者が増えなければ規制を緩めていく方針だそう。
シンガポール、接種率8割でも、感染者急増
— 盛田隆二🫖Morita Ryuji (@product1954) September 14, 2021
「コロナとの共存」で行動制限緩和に切り替えた途端、試練に直面。政府は重症者が増えなければ規制を緩めていく方針だが、重症者急増で厳格規制に逆戻りするのか「今後2、3週間が正念場」と。まるで日本の近未来だ。続報を待ちたいhttps://t.co/3HD4bYgAjO
＞それでも、ワクチン接種浸透により重症化リスクは着実に低下。
— Perrier (@PerrierUnholy) September 14, 2021
こういう大事なことをオマケみたいに書くな。
「シンガポール、接種率8割でも感染急増 ただし重症化リスクは着実に低下」こういう見出しになぜしない。https://t.co/OzQhfvxhHh
ワクチン射っても感染しないわけじゃないぞ。
— ちり 〜標準報酬月額制度はクソ〜 (@chilli_t5) September 14, 2021
「ワクチン効果無い」「共存は無理」と宣う奴は、そんな当たり前も理解できないんか。
コロナ前のスタイルには戻れない。感染予防は続けなならんのよ。
シンガポール、接種率8割でも感染急増 「コロナ共存」へ試練(時事通信)https://t.co/cwiMb2UFQg
新型コロナウイルスワクチンの接種率8割超えのシンガポール○○が原因で感染急増!
ニューノーマル（新しい常識）の時代への進化は、まだまだ試練が続きそうだ。
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